記憶が思い出に変わる時(仮)



「おーっ!人が多いなぁーっ!」

無事に東京に到着したあたしたちは
そのまま
荷物を置きにホテルに
向かった。


「体育館、ホテルのすぐなんだって」

あたしの隣は太雅先輩。

「楽しみだね」

「みんな怪我しないと
いいんですけど…」

「服部ちゃんは真面目だなぁ~」

「すいません…」


他愛ない会話をしながら
目的地に着いたあたしたちは
それぞれの部屋へ。


「…わり、緊急事態」

「部長…どうしたんですか?」

「部屋割りがちょっと…
ごめん、誰か男女…」

「「ええーーーっ!?」」

…そ、それは
やばいんじゃないか…


ってみんな…

「俺、郁美ちゃんとでもー…」

「陵は俺と。」


おふさげ陵先輩を太雅先輩が
静止して。

「どうせ、余ってんの日向だろ?」

「…はい」

「じゃ、日向と服部ちゃんで
いーだろ」

「へっ⁉」


な、な、な、なんでっ?!

「加奈と郁美ちゃん
ほとんど話さないだろ?

加奈ももうすぐ引退だし、
今仲良くしないでどうする?」


それに、

と、加奈先輩を横目で見ながら

「日向と服部ちゃんが


1番安全」



…加奈先輩と日向が
同じ部屋だったら…

危ないの?


…それは嫌…かも。


「服部ちゃんも日向もいい?」

「は、はい」

日向も頷いた。


「ほんと悪いな!
急な合宿で俺もミスったな~っ」

「部長は何も悪くないですよ」

…いや、悪いね…

なんて思ったことは
ないしょ。


「じゃ、今から30分後に
練習できる格好で1階のロビー
集合ってことで!」

「「はーーい」」


みんな部屋に散っていった。

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