蝶龍

〜雷龍Side〜



半分、笑いながら
屋上を去る琉伊


拓哉「なんやねん俺らの敵って…。」


裕斗「…どっかの族の…スパイなのかな??」


和慎「ソレは無いですよ。スパイなら俺たちの仲間に喜んでなる筈ですから」



口々に
意見を出し眉間に
シワを寄せる。


光樹「…和慎の言う通りだスパイの可能性は低い」



ヒントどころか
新しい謎を増やしやがって


春真「……蝶龍(ボソッ…。」




シーン−−−。



和慎「…有り得なくも無いですね。ソレなら情報がでない理由にも納得が行きます。」



拓哉「でもな琉伊は喧嘩やハッキング出来るように見えへんで??」



光樹「放課後。もう一度あいつに話を聞こう」



裕斗「そうだね☆さっ意見もまとまったし僕たちも教室に戻ろ♪」



全員『あぁ(はい)。』




一匹狼でハッキングに喧嘩
どれをとっても
世界No.1の蝶龍



その正体はいずれも不明
顔を見た者は

一人もいない。



あいつが
そうなのか…。


まぁいい
放課後になれば分かる。




〜雷龍Side end〜





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