イケメン彼氏の秘密
クリスマスイブ。
健太と一緒に真由美の家へと向かった。
にしても、俺の家ぐらいでかい家。
「あ、そーだ。パーティー終わったら俺の家泊まる?」
「健太の家?無理。大事な用事があるからな」
「大事な用事なぁ~想像はつくけど」
パーティーが終わって絢歩さんから連絡がきたら恭奈の家へ行くつもり。
恭奈がどんな風に驚くか楽しみだ。
真由美の家へ入ると結構な人数が集まっていた。
「斗真くん。来たんだぁ♪」
「麻倉くんだっ♪」
「麻倉くーん、こっちで一緒に遊ぼ~♪」
「俺もいるんだけど。斗真だけじゃないんだけど」
女子三人が俺の名前しか言わないから拗ねる健太。
そんな健太を無視し、俺を引っ張り連れていこうとする三人。
俺の腕を掴んでいる手を退かしたのは
「斗真さん。いらしてくださいましたのね」
真由美だった。