天神学園高等部の奇怪な面々21
巻き起こるエール。

あまりに大きな声なものだから、公園を行き交う人々がみんな七星の方を見る。

これは恥ずかしい。

耳まで赤くなる七星は。

「ちょっと!ちょっと!」

背後で叫んでいる学ラン姿の爽やか宝塚系女子に声をかけた。

3年の卯月 暁(うづき あきら)。

女性ながらに天神学園応援団団長を務めている。

「ん?どうした七星ちゃん?」

「何ですかそれ!」

「何ですかって…」

頬をポリポリと掻く暁。

「ゴールデンウイークに一人寂しく公園を歩いている七星ちゃんに、エールを…」

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