レンタル彼氏 Ⅱ【完結】
その後ろから、いつ入って来たのか、社長が俺を見下ろしていた。
「ごめんっ」
ひたすら泣きながら謝る美佳。
その美佳の肩を社長が掴むと、後ろへとやった。
そして社長が俺の横に来る。
「……吏紀とドラッグやってたそうだな?」
「……………」
「吏紀はもうレンタル彼氏をやめて貰った」
「はっ?!」
「もう、いない」
そうやって笑う社長の顔に背筋が凍った。
…………いない?
いないって…ただ、いなくなっただけ、だよな?
「…会える、よな?」
「もう、いないから会えるわけないだろう」
「…まさか、“消した”のかよ………?」
「はは、いっちょまえな言い方するな」
愉快そうに社長は笑う。
何も。
何も面白くない。
「じゃあ、俺も消すのかよ?!」
そうやって叫ぶと、社長はぴたりと笑うのをやめて俺を無表情で見下ろした。
「…いや、伊織は売り上げいいから消さない」
「…じゃあ、どうするつもりだよ?」
「ここで暫くドラッグを抜きなさい」
「っ?!」
「ごめんっ」
ひたすら泣きながら謝る美佳。
その美佳の肩を社長が掴むと、後ろへとやった。
そして社長が俺の横に来る。
「……吏紀とドラッグやってたそうだな?」
「……………」
「吏紀はもうレンタル彼氏をやめて貰った」
「はっ?!」
「もう、いない」
そうやって笑う社長の顔に背筋が凍った。
…………いない?
いないって…ただ、いなくなっただけ、だよな?
「…会える、よな?」
「もう、いないから会えるわけないだろう」
「…まさか、“消した”のかよ………?」
「はは、いっちょまえな言い方するな」
愉快そうに社長は笑う。
何も。
何も面白くない。
「じゃあ、俺も消すのかよ?!」
そうやって叫ぶと、社長はぴたりと笑うのをやめて俺を無表情で見下ろした。
「…いや、伊織は売り上げいいから消さない」
「…じゃあ、どうするつもりだよ?」
「ここで暫くドラッグを抜きなさい」
「っ?!」