恋したその日・・・
「和君、私ね、和君の事カッコイイな~って思ってて
でも、和君は、いつも女子に囲まれてて
私の事なんて、忘れてるって思ってた
でも、私、付き合ってって言われたの、すごくうれしかった」

「雪、いつから俺の事好きだったんだ?」

「それは・・・中二の時から・・」

「和君は、なんで私の事を好きになったの?」

「雪が、図書室で本読んでいるところが、かわいく見えて
それから、気がつけば、雪ばっかり見てた」

(そんなこと全然気がつかなかった)

「じゃぁ、なんで告白したの?
しかも、高2になってから」

「雪は知らないと思うが、雪は、高2になってから
やたら、男子にモテ始めた
俺は、他の誰かに取られるのが嫌だった
だから、告ったそれだけ」

彼は、自信満々に答えた

そんな話をしていると、家についた

「あ~あ、もう着いちゃった
和君ともっと話したかったなぁ~」

「明日また、迎えに来るから」

「じゃぁ、また明日」

「じゃあな」

私は嬉しくて、お母さんにも付き合った事を言う

「お母さん、付き合うことになったの」

「良かったじゃないの
雪の初彼
誰なの その彼氏は?」

「和君」

「和君なら安心ね
雪、もうお風呂に入っちゃいなさい」

「はーい」

私は、お風呂に入って
晩御飯を食べてその日はもう寝た

私は、次の日から待ち受ける地獄えおまだ知らなかった

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