再会~初恋のやり直し~
2人とも笑って許してくれた。

市原君の奥さんが生前、書いていた日記が出てきて、子供の親が自分であることや、市原君に対する感謝や愛の言葉が書いてあり、市原君は自信を取り戻したらしい。なぜそれが今になって見つかったのかは、わからないが、亡くなった奥さんの優しさだったのかもしれない。

三好君はなにかか吹っ切れたようで、今度上司から進められているお見合いをしてみることにしたらしい。正直私はちょっとやきもちを感じている。もう少し私を好きでいて欲しいと思うのは私が”悪女”であるからなのでしょうか?

旦那はというと、あれ依頼野球観戦に目覚めたようで、毎週のように子供を連れて出かけていってしまう。今は金曜日の女はいないようだ。私は彼にとって今は自分が唯一”女”なのかもしれないと自惚れている。今までの時間を埋めるかのように私達は毎日愛し合っているのだから。

「恋愛相談は俺にしろ!いつまでも人を愛する気持ちは忘れちゃいかんな。ただし束縛しあうのもやめよう。やりたいことはやろうな。言いたいことは言い合おうな。お前とならそういう夫婦になれるような気がする。俺はお前と結婚してよかったよ。」

「私もそう思います。」

なんだかんだと言い、最高のパートナーだったのかも知れないと思う。

市原君とは子供の親友達とし末永くお付き合いをお願いした。三好君とは近所のおっちゃんとしてそして同級生として末永くお付き合いをお願いした。

ここだけの話、あの後市原君と2度、三好君とは3度、関係をもっちゃいました。三好君の方が1回多いのはやっぱり三好君のエッチの方が良かったからかな?こんな私はやっぱり「悪女」でしょうか?

本当、我ながら私は身勝手な女だと思います。
 
~END~
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