志緒少々
電子書籍化のオファーを頂いたのは、
まだまだ空気が暖かい時期でした。
仕事終わり、駅で携帯をチェックしていると、
一件のメールが来ていました。
それがまさかの
『恋愛モラトリアム、マカロン文庫にしませんか?』
という内容だったので、私は思わず
「おおぅ! マジか!」
と可愛くない声を出してしまいました。
本当に驚きました。
マカロン文庫は読ませていただいてますが、
私はあまり短編や中編は書いていないので、
仲間に入れてもらえるような作品はないだろうなーと思っていたのです。