夏の1日
「優?」
そう名前を呼ばれ、もう一度唇を合わせる。
お互いに、どちらからともなくキスを繰り返す。
「じゃぁ…」
ドキッ
心臓が跳ねる。
「…いい?」
ドキドキ
更に心臓が跳ねる。
そんなカッコいい顔をされちゃ…
「…いいよ…」
もう一度キスをして、宏人にアタシは抱き上げられベッドに運ばれた。
そして初めてのアタシを優しく、いたわりながら抱いてくれる。
───アタシの17歳の夏
暑い
あつい
熱い
1日…

