引っ込み思案な恋心。-3rd~final~





何か…、聞けば聞くほど蘇我さんのされてたことがひどくなってるような…。





所詮私が見えてるものなんて、一部分にすぎなかったんだな…。






「もしかして…、それも狙って蘇我さんを推薦したとか…?」



「じゃないの?アイツらは、自分が楽したいのと、私が苦労しとけばそれでいいんだろうから」






ああ…、聞いてるこっちが苦しくなってくるよ。





でも蘇我さんは決して私から同情されようと思って話しているわけでもなさそうで…





あくまでも自分のされてることを客観的に見ようとしている。





それが現実から自分をつき離そうとしているのか、単なる諦めなのか…





私には分からなかった。








蘇我さんにどう反応したらいいのか悩んでいると…





私の携帯のバイブが鳴り始めた。





もう制服じゃなかったから、自分が寝るベッドの上にそのまま置いていた携帯を持ち上げると、蘇我さんがうらやましそうに私の携帯を見てきた。






「杉田さんもケータイ持ってるんだよね?いいなあ」



「蘇我さんは…、持ってないの?」



「うん。持ってたら大変だよ。アイツらからいつでも呼び出しくらっちゃう」



「なるほど…」






そういう理由で携帯持てないって、結構切ないかも。。。





蘇我さんに頷きながら携帯をチェックすると、拓からメールが届いていた。





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