引っ込み思案な恋心。-3rd~final~





date:20XX/04/25 21:35
from:瀬川拓
sub :無題

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柚、班のヤツらは大丈夫か?
何かあったら言えよ。
俺は部活の仲間とジョギングしてきた。
いい汗かいたし、ふろにでも入ろうかな〜


   ---END---








「拓…、ジョギングしてたんだ。さすが陸上部」



「へえ。努力家なんだね。旅行中でもトレーニングするなんて」



「まあ…、6月の大会に賭けてるみたいだから」



「ああ。最後の大会だもんね」






拓が最後の大会に本気になる理由は、ただ一つ。





大会でいい成績を出して、私が受ける予定のところと同じ高校に推薦で入ろうとしているから。





拓は私との成績の格差(?)みたいなものを気にしてたみたいで、高校になってもどうしても私と一緒にいたいからと考えた苦肉の策が陸上だった。





私も拓と同じ高校に通いたいし、拓が私との未来のために走るなら、私も拓を一生懸命応援しようと決めた。





それで、拓の大会の時なんかはよく観客席から応援してるんだよね。





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