引っ込み思案な恋心。-3rd~final~

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そのままみんなでバスに乗り込み、すぐに京都市内にある2泊目のホテルに到着した。





だけどそこでは私も西田さんと間山さんの行動についていく形になってしまい、今日は二人とも就寝前もきちんと部屋にいたから、私は蘇我さんとあまり話もできないまま眠りに入り、3日目の朝を迎えた。








「いー天気になったね〜。まさに自由行動日和♪」



「杉田さんは絶好のデート日和だねー」



「えっ…」






わわわ。



みんなで朝食取ってる時に、西田さんにそんな大声でからかわれると恥ずかしいんだけど…。





しかも先生に聞こえてたら更にヤバイよね。。。






「ねえ、可奈。今日うちらドコ行く?決めてなかったよね?」



「あっ、そーだった。お土産は見たいよね」



「そーそー。昨日の嵐山ではあんまり買えなかったもんね〜。誰かさんのせいで」






え???



今の間山さんの言葉…、かなり意味深じゃなかった…?





もしかして、嫌味言ってる?





たぶんその矛先は……、蘇我さん。





同じく間山さんの一言を聞いた蘇我さんは、ご飯を食べながらとっさにうつむいていた。





蘇我さん確か…、昨日も表情があまり良くなかった気がするし、やっぱり嵐山で何かあったのかな…?






でもさすがに私から詮索することはできない。





私には心の中でモヤモヤすることぐらいしかできなかった。













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