夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
「・・・・海」


「え?」


「小さい頃、両親とよく行った、

海に行きたいです」


夢斗はニッコリ微笑んだ。


「わかりました。では、まいりましょう・・


そうだ、途中、急に明るくなると思うので、

目は閉じておいた方がいいと思います」


「なぜですか?」


「時間を越えるので、その時に、光が生じます」


時間を越える?

「さぁ、目を閉じてください」


私は言われるままに目を閉じた。
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