夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
私が起きている時間は、

聖夜は片時も私から離れなかった。

「どうして、ずっと一緒にいるの?」


私の言葉に、

少しさびしい表情を見せた。


「ずっと、独りでしたから」


「え?」


「魔法使いなんて、数えるほどしかいない。

ずっと一緒にいられる人なんて、

今まで誰もいなかった」



「私以外に、好きな人はできなかったの?」


「もちろん・・・いましたよ」

「じゃあ何で、

その人と一緒にならなかったの?」


「一緒にいると約束したのに、

彼女は病気で亡くなってしまいました」

・・・

言葉が見つからなかった。
< 134 / 235 >

この作品をシェア

pagetop