夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
「夢斗って、人間?」


「突然の質問ですね?」


「あ…ゴメン」


夢斗が首を振った。


「人間のような、そうじゃないような」


「…答えになってないよ?」


「すみません」


「ま、いいか。・・・私、

現実に生きてて、意味、あるのかな?」


「まだ、死にたいなんて考えてるんですか?」


「そんなことは、もう考えてないけど」


「夢帆の周りには、いつもたくさんの友達が

いるじゃありませんか。それに…」
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