夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
「それに?」

「夢帆を想ってる人もいる」


・・・・想ってくれる人。

その人は、もうこの世にいない。


黙った私を見た夢斗。



「夢帆は、最愛の恋人を亡くした。

でも・・・あなたの近くに、

見守っている人がいることを

忘れないでください」


「私の近く?」


「はい」


夢斗は優しく私を抱きしめた。
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