動化家2
資料室
林檎は資料室に向かった。茶色いドアを開けると、本が3階までぎっしりあった。リリは椅子に座って紅茶を飲んでいた。
リリ「ここは資料室よ。ここにある本は魔法だけじゃないのよ。歴代の当主様の名前と当主様が行った事など書いてあるの。林檎ちゃんは、漢字がまだ読めないから、全部ひらがなにしておいたから!ゆっくり見て読んでね。」リリは魔法を使い出て行った。
林檎は本を見た。色んなタイトルの本ばかり。ある本に目が止まった。
林檎「時間を止める魔法?」手に取り読んでみた。
林檎「時間を止める魔法は、強い魔力が必要になる。最低でも一番強いランクSSにならないといけない。体力も消耗して命の危険もあるが、数々の当主様や魔法使いは身につけている。用意するのは、人間の髪の毛2~3本、自分の魔力を半分、時間の石10個。時間の石は珍しい石だから、めったに採れない。欲しい時は、今現在の当主様に言うべき。止めれる時間は1時間と決まっている。」林檎は本を部屋に置いた。林檎は、リリを探しに行った。リリは庭にいた。
林檎「お願いがあります!」
リリ「何かしら?」
林檎「時間の石を下さい!」
リリ「何に使うの?」
林檎「時間を止める魔法を覚えたいんです!」
リリ「ダメよ!その魔法だけは…。」
林檎「お願いします!」
リリ「あなたが時間の石を採りに行きなさい。」リリは紙に地図を書いた。林檎に渡した。
リリ「鳥の島は魔法を使わないと行けない島だから、鳥の島まで瞬間移動してあげる。」
林檎「分かりました!」
リリは魔法陣を書いた。
リリ「ここに立ちなさい!」林檎は魔法陣の中に立った。
リリ「この者を、鳥の島まで移動させよ!」すると、白い光が林檎を包んで消えた。
リリ「寄りによって、あんな危険な魔法の本がまだあったなんて…。資料室にまだあるかもしれないわ。整理しないと!」リリは資料室に行った。
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