家族☆ごっこ★
「近づいてくるのは向こうだから 文句あるなら
柴田先輩に言ってくれない?」
光は私に嫉妬してるんだと思った。
「じゃあ 琴子が拒否ればいいだろ。」
「は?私は拒否してるし…。」
「嘘つくな…。」
さすがに光の目がすわってることに私も恐怖を覚え始める。
「嘘ついてないし。」
「琴子も…嘘つきなんだ…。おまえだけは信じられるって
思ってたのに……。」
「嘘つきじゃないもん!!」
「おまえさ 今日先輩に抱きついてたんだろ?
みんな見てるし…俺だって見てた…。」
あ・・・あの光景を・・・・・
私もさすがに動揺してきた。
「あれは 先輩をかわそうとして…
バランスが崩れて…だから嘘じゃない。」
「俺が見たときは おまえが先輩の胸の中にいた。
違うか?」
「そ…それは……。」
「とにかく先輩には近づくな。」
信之介の普通じゃない泣き声に私たちは
ハッとして振り返る。
さっきいたとこから少し離れたとこで
信之介がうつぶせに泣いていた。
「信之介!?」
光が抱き起すと 口からたくさんの血を流していた。
柴田先輩に言ってくれない?」
光は私に嫉妬してるんだと思った。
「じゃあ 琴子が拒否ればいいだろ。」
「は?私は拒否してるし…。」
「嘘つくな…。」
さすがに光の目がすわってることに私も恐怖を覚え始める。
「嘘ついてないし。」
「琴子も…嘘つきなんだ…。おまえだけは信じられるって
思ってたのに……。」
「嘘つきじゃないもん!!」
「おまえさ 今日先輩に抱きついてたんだろ?
みんな見てるし…俺だって見てた…。」
あ・・・あの光景を・・・・・
私もさすがに動揺してきた。
「あれは 先輩をかわそうとして…
バランスが崩れて…だから嘘じゃない。」
「俺が見たときは おまえが先輩の胸の中にいた。
違うか?」
「そ…それは……。」
「とにかく先輩には近づくな。」
信之介の普通じゃない泣き声に私たちは
ハッとして振り返る。
さっきいたとこから少し離れたとこで
信之介がうつぶせに泣いていた。
「信之介!?」
光が抱き起すと 口からたくさんの血を流していた。