【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか

「勝手に山に来るなんていい度胸だな。
 今日は同窓会だったよな。そのあとドライブに行くんだよな。
 ドライブが山か??」

『あの…そのとおりですけど…』

私がもじもじしていると、まりが顔を出した。

「あの…それは私がお願いしたんです。アヤに…
 私はアヤの友達で、今日一緒に食事をしてました。
 あの…アヤとあなたの関係は?」


「ああ…今日の同窓会の子か…
 こいつは俺の女。
 俺は相沢潤。よろしく」


「俺の…って…アヤ!!男いたの??」


『いやぁー…そのー…。ごめんなさい。
 なんだか、言いそびれちゃって。

 だって、私にはいない前提で話が進んでしまうから。』


「あー。そうだよね。ごめんね。
 確かにそんな流れだった気がする…
 んで、いつからこんないい男と付き合ってんのよ?」


『いつって。最近だよ。』


「まったく。アヤにはびっくりさせられっぱなしだよ。
 だから、ここ知ってたんだ。
 彼の影響だね…」


潤は話に入ってくることなく…無言で聞いている。
実はそれが一番怖いんだけど…


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