【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
急きょ、潤の家に住むことが決まった私。

潤の部屋は男っぽいシックなものばかり・・・
シックと言えば聞こえはいいけど…殺風景な感じ。


潤は・・・
「彩音の好きなように変えてくれていいから・・・
 一緒に見に行こう」
と言ってくれて・・・

カーテンとか食器とか必要なものを買いそろえた。もちろん引っ越し翌日に行ったのは言うまでもないけど…


潤の部屋が、私の色に染まる感じがした。

潤に聞いたら、「彩音らしくて好き」と言ってくれた。

お互いが、お互いに染められるってとっても幸せなことかもしれない。



潤のお友達は、部屋を見て微妙な顔してたけど…

「潤が・・・ありえねー。お前マジで惚れてんだな・・・」

って。私にはうれしい言葉だった。



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