【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
『はい…』

「あっ…七瀬さん?俺、相沢です。」

相沢さんとは昨日電話番号の交換をしていた・・・
でも、本当にかかってくるとは思っていなかった。

『どうしたんですか?』

「今仕事終わったところ…今日、和人退院だろ。
 和人と達也に電話したけどつながらないから…
 なんかあったのかと思って…」

『すいません。今和人の家なんですけど、つぶれてます。』

「えっ。今和人の家にいるの?なんで。」

『退院祝いと言う名の飲み会を和人の家でしまして…
 みんな飲むだけ飲んで、酔っ払って、寝ちゃいました。』

「七瀬さんだけ起きてたの?もしかしておこしちゃった?」

『いいえ。寝てませんから…私こう言う性格なんです。』

「七瀬さんらしいね…」

『もう…またお嬢さんって言うんですか?』

「ははは…そうかも… ねぇ。今から和人の家行ってもいい?」

『はいって。私の家じゃないですけど、いいと思いますよ。多分
 この家の主は起きそうもありませんけど…』

「じゃあ…玄関の前に着いたら電話するから、それまで、鍵開けちゃだけだよ。」

『もう…子供じゃないんですから…』

「子供じゃないから心配してんの…じゃっ後で」

言うだけ言ったら切っちゃったよ。
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