【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
30分くらいしたとき、また私の携帯が鳴った。

「俺…あけてくれる?」

私は、玄関のカギを開けた…

「うわー。ひでぇーなぁー…でも部屋がきれいになってる…」

『飲んだままの状態は苦手で…片づけちゃいました。
 相沢さんは車ですよね。
 じゃあ…コーヒーでいいですか?』

「うん。ありがとう。七瀬さんらしい聞き方だね。」

『あっすいません。このまま泊りますか?それならお酒を…』

「ううん違う。今日はこのまま山に行こうと思っているから、飲まないよ。」

『じゃあ…どうして、ここまで来たんですか?
 和人つぶれてるって言いましたよね…』

「・・・・・七瀬さんに会いたかったからって言ったらどうする?」

『えっ…』

絶対にからかってる…でもそれが分かっているのに顔が熱くなる…

「顔紅いよ。七瀬さんも少し酔ってる?」

『私も飲みましたから…強くないですけど…』

「そんな気がする。七瀬さんビール一杯でも赤くなりそうだ」

その通りなのだ。
私は、飲み会の席は好きなのだけど、お酒には弱い。

すぐに真っ赤になって…それが分かるから、なるべく飲まない。
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