【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
そんなことを話していると、奥から声がした…

「あれっ?潤さんじゃないですか…どうしてここに?」

起きてきたのは、達也。

「よぉー。達也。久しぶりだな。和人が入院中も会ってなかったからな。」

「すいません。和人が退院する前日の夜に帰国したんですよ。
 まったく親父にこき使われまくりですよ…」


達也のお父さんは車の部品とかの会社社長。

そこに勤めている…達也の車好きは父親譲りだとか…

お父さんんもそれなりだったらしいから、達也がのめりこんでも文句ひとつ言わない。
仕事さえきちんとすれば、独身のうちは何をしてもかまわないとのこと。


「仕事が忙しいのはなによりだぞ。達也…」


「そうでしょうけど…やっぱりむかつきますよ。まったく・・・
 それより、どうしたんですか? いつからここに??」


「ああ。日付が変わる前くらいからかな…」

「そうっすか…アヤ相手じゃ大変じゃなかったですか?」

『ちょっと…達也!!それどういう意味よ』

「だって…アヤ。ちっと俺らがハメはずすとお袋みたいに怒るし、
 天然だし…」

『何よ。それは達也たちがちゃんとしたことしないからでしょ!!』


「彩音…怒んなよ。俺は楽しかったんだからいいだろ。」


まったく…達也は。でも潤にそんな風に言われると…
何にも言えなくなる…
< 46 / 166 >

この作品をシェア

pagetop