面倒臭がり屋の恋!?(仮)
「あー、うん…隣がね、うるさくて。」
『ぇえ!?こんな真昼間からっ!?』
「っ…バカ!んなわけないでしょ!!」
『・・・だよね~。』
秀美はどうやら、隣ではSEXが行われていてうるさい、と勘違いしたらしく、無駄に顔を赤らめている。
…どうやったらそんな発想が出てくるんだか。
「隣が空き家だったんだけど、売れたらしくて。今、引越しの作業が行われててうるさいから。」
『ぁあー。そういえば言ってたね、隣空いてるって。…え、それがうるさくて逃げて来たの?』
「そうだけど。」
『ええー…。』
何故か私に引く秀美。
・・・何でだ?
「だってうるさいの苦手だし。」
『まぁ、そうねー…。』
もう突っ込むのをあきらめたのか、それ以上秀美が問い詰めることはなかった。