面倒臭がり屋の恋!?(仮)



『俺は、勘違い野郎なんかじゃねぇ。オレが勘違いするような事をやってんのはお前らなんだよ!』

「っ――!?」


次の瞬間、強い力で首を絞められる。

このままじゃ、この人に殺される――


コンコンッ

『小島先輩?』


突然、室内に届いた外部の声。

っ助けて!


ググッ

「ぁ――っ」


コンコンッ

『志葉先輩、いるんですか?』


外に人がいるのに、小島さんは絞める力を緩めやしない。

むしろ、強い。

息が出来ない。

苦しい。

誰か、タスケテ――


『入りますよ?』

ガチャッ――

『志葉先輩!?っ――何やってるんですか、小島先輩!』


入って来た誰かによって、気を失う寸前のところで助かった。




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