そして眠りに…
「………………
貴女は誰?」
やっとの思いで、
声を出す。
『私?私は貴女、
都々子よ』
頭が割れるように
痛いズキズキして
思考回路が働かない。
『貴女が見てきた
明日の予感は、
全て貴女の過去よ』
白い影の都々子が
薄笑いを浮かべ
話し始める。
「何を言ってるの?
言ってる意味が
解らない」
益々頭が混乱する。
『ずっと都々子を
見てきたわ、
良く思い出して
貴女の記憶を…』
私の記憶?
「……………何も
解らない」
『そう、貴女が
体験する筈だった
貴女の記憶。
私が体験して
きたからよ。』
「………………」