俺様アイドルの甘いキス




「赤城!」




不意に上から、聞き覚えのある声が聞こえた。




「み…緑川!?」




声の主は、爽やかな笑顔の緑川だった。




「赤城も本屋に用だったのか?俺も今日休みだったから久々に寄ってみたんだ。奇遇だな」




そう言って、端正な顔を緩める。




って!今はそんなとこじゃなーい!!




< 239 / 500 >

この作品をシェア

pagetop