ミルキーはあなたの味<短編>
先輩、私の名前覚えててくれたんだ。
しかも今また先輩が私の目の前にいる。
あんなに遠かった先輩が。
「先輩なんで?」
「明日の甲子園、絶対観にきてね。」
と言った先輩はそっと私を包み込むように抱きしめ、先輩も泣いていた。
私もただ泣くことしかできなかった。
しかも今また先輩が私の目の前にいる。
あんなに遠かった先輩が。
「先輩なんで?」
「明日の甲子園、絶対観にきてね。」
と言った先輩はそっと私を包み込むように抱きしめ、先輩も泣いていた。
私もただ泣くことしかできなかった。