ミルキーはあなたの味<短編>
ドキドキしながらも先輩の隣の席に座ると、先輩が話し出した。



「この前の返事、ちょっと変更ありなんだけど・・・・まだ遅くないよね?」



「え・・・・・? この前の返事?」



「うん。夏ちゃんが倒れた日の返事。」



あ・・・・・私の告白の返事の事だ・・・・



「は、はい! 全然遅くないです!」



思っていたよりも声が大きく響いてしまって、先輩はそんな私を小さな声をだして笑う。



かわいい・・・・・先輩の笑顔がこんなにすぐ近くにある・・・・・



私は失神寸前。
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