ミルキーはあなたの味<短編>
先輩の返事の変更とは・・・・




「明日の甲子園の決勝、俺がホームラン打てたら、夏ちゃんに俺の彼女になって欲しい」



胸がいっぱいになる。



はい、の一言が喉元で止まって出てこない。



緊張と混乱した私の体は、言葉の発し方が分からなくなってしまったみたい。




「ダメかな?」



ちょっと不安気に首を傾け、先輩は私の目を見つめる



「だ、だめっ・・・・」



「え?」



「そ・・・そんなに近くで見つめないで下さい・・・・・」



やっとでた・・・・・本音。



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