生徒会室inカオス
「はい、すいません。助けます。助けますんで首をっ!もげるっ!」
「もげろ。だから助けろ」
「もげたら助けれんって!頼むから離して……ぅおっ」


ドスンという衝撃とともに情けなく尻餅をついちまったんだぜ。


「さぁ、助けろ。こいつから俺を救え」


……俺、助ける方法とか知らないんだぜ。助けられないんだぜ。
つーかあれじゃね?授業始まるんじゃね?
これで助けれるんじゃね?



「あのですね、栗原さん。もうすぐ授業あるんで教室に戻りたいんですけど」「戻れば?」「だから、滝夜も授業が…」「理玖と私はこれから保健室だ」「…ドーゾごゆっくり」


さぁ、やれる事はやった。戻るぞ。
授業に遅れる何て事は生徒会長は許さないんだぜぃ!


「じゃあ栗原さん、滝夜、ごゆっくり!俺は教室にGOだ!」


そしてさっきみたいに回れ右をしてマイクラスルームにカムバック!「まてよ」じゃなくて、わぁおデジャヴ!


「俺は助けろと言ったんだ。誰も悪い方向へ向かわせととは言ってない!」


あららら、イケれるお顔の方は怒ってもイケてるのですね!ってうわわ!イケメン様の腕がこっちに!!


「てめぇも来い」
「は?」


またも襟首を掴まれズルズルと引きずられる、哀れな俺。抵抗は皆無。
だって滝夜怖いんだぜ?!目力強すぎ!羨ましい!
じゃねぇや、授業は?!単位は?!!


「滝夜ぁあああ!!!俺の成績を落とす気かぁあ?!」
「落ちろ。あ、そうだ」


何かを思いついたように立ち止まった滝夜。
そしてビシッと俺を指差して、

「サボるのが嫌なら、俺を副会長にしろ」

と言った。
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