生徒会室inカオス
俺と栗原さんが激しい格闘を繰り広げている中、校長室の扉が開いた。
中から滝夜は出てき……こない。

はぃ?
なぁんで滝夜は出て来ないのかな?
栗原さんがもう、今にも飛び込んでいきそうな勢いでもがいてッ…!
ヘルプ!滝夜!!さっさと出てきてくれなんだぜぃ!
ちょ、まじ、もう無理っす!
あ、栗原さ……
………入ってっちゃったよ。
俺しらね。しーらね。

とゆーことで帰りまする!
乙、滝夜!


「それでは帰りますー…
さよならー……
…よし、誰も来な「瞬死ねぇぇえええええ!!!」…うん。来ないからいーや」


では、真面目で不真面目じゃない生徒会長。和泉瞬は授業に戻らせていただきまs「和泉くーん!校長せんせーがお呼びですよー」…ナイスタイミングだぜぃ、校長先生の秘書さんよ。
え?タイミング図ったのかい?もしかして俺の考えてる事が分かっちまうのかい?

…これは、行った方がいいのか?


「和泉瞬。直ちに校長室に来なさい。さもなければ退学です」


今すぐ行きます。


きゃっはー!校内放送掛かっちまったぜぃ!
今日の俺は人類最低な過ごし方をしてるんでは?


そんな事を考えながら校長室にお邪魔しマース。



……あははー、帰りたいなぁ。来たばっかだけど。


テーブルの上でなぜかオセロをしている滝夜と、校長先生。
校長先生の隣で聞くに堪えない暴言を吐いてる栗原さん。
そんな3人をにっこにこの笑顔で見つめてる秘書さん。

「はーい、和泉くん!今から校長として生徒会長に重要な任務を下します」


いきなり改まって俺に話しかける校長先生。
だが、目線はオセロ版なのね。あーそう。たしかにめっちゃ負けてますものね。
校長先生の色、白が1つしかない!校長先生弱すぎ……口には出さないよ。さすがにそこは空気読むよ。


気を取り直して、校長先生に任務とは何か聞いてみる。


「それはだな…

明日!急遽、生徒会入れ替え大会をしようじゃないか!!」
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