生徒会室inカオス




さーて、俺は今、どんな状況なんだい?答えてくれよマイクロ。
あぁ、マイクロは理科室の人体模型だっけ。
気を取り直して聞こう。

「栗原さん栗原さん。どーしてこんなことになってるんですかね」

「理玖…そんなに男がいいのか。しかもおじさん!おっさんがいいのか!だからそんなに仲良く和気あいあいと校長とやらと話してるんだろ!そうだろ!
ーーっ!離せ虫!私は今からあのジジイを殺すんだ!!」

「おっ、落ち着いてください栗原さん!殺すってなんすか!俺の質問無視っすか!つーか、どんどん校長先生の呼び方が酷くなってってます!
あと、俺は虫じゃないです。ちゃんとした和泉瞬ってゆう名前があるんです!」

「瞬ー!栗原よろしくなぁー!!くれぐれも部屋に入れるんじゃねぇぞ!
俺は今、校長せんせーとお楽しみ中なんだ」

「お、お楽しみ中だと…!?理玖!どーゆー事だ!そんなクソジジイのどこがいい!
離せ、虫ぃ!!私の邪魔するんじゃない!お前なんか眼中にないんだ!」


目の前の校長室の中から聞こえる滝夜の声。
さらに聞こえてくる校長先生の笑い声。
そして、俺の腕でホールドされちまってる哀れな男前さん。
そしてそして、滝夜のバカみたいな命令を従順にこなすお利口サンな俺。


なーんで俺はこの男前さんをホールドしているのか。
理由は簡単。ベリーベリーイージーだぜぃ。


ほんの数分前に到着した校長室。
しかし追手に栗原さんを発見!
滝夜だけ素早く校長室に入って、俺は滝夜に命令される。
そしてその通りにした結果がこれだぜぃ。

栗原さんは、いくら男前でも背は俺の方が上だから、もがいても俺の腕から抜け出すことは出来ない。
マジすいません。ごめんなさい。後が無茶苦茶怖いけど、栗原さんを中に入れるわけにはいかないんです。


「虫、お前、そんなに私と理玖の関係に嫉妬していたのか。だからこんな嫌がらせをするのか。
だがよく考えろ。私と虫が一時的に協力すればあのクソ変態ジジイから理玖を取り戻すことができるんだぞ!分かったら腕を解け!!」

「ちょっと待ってください!俺、別に嫉妬してません!嫌がらせしてません!!
栗原さんには悪いですけど、腕を解くことはできないです!」
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