生徒会室inカオス
うおおおおおい?!
刺激きたよ、俺の欲しかった刺激きちゃったんだぜ!
でも若干強すぎるんだぜぇ!


「俺の席は何処ー?あ、瞬の横空いてんじゃん」


!!?
い、イケメンが俺の横に座ったぁ?!
ちょ、なに?!なにこの漫画的展開!!
確かに俺の横の席は空いてたけど!
何故ここに座る!
しかも、何故いきなり呼び捨てされる?!


「瞬、よろしくな!」


イケメンこと滝夜は、ニカッと笑って手を軽く振っている。
勿論、俺に向かって。


「よ、よろしく…」


ははは、苦笑いなんだぜ……
クラス中の視線が俺等に集まってきちゃってるんだぜ!
わぁお。平凡男子、今日は珍しく注目される日だな。おい。


暫しの沈黙が降りてきて、気まずい空間が出来上がった。


……


………。


気のせいだろうか。
後ろらへんから大多数の人の気配を感じる…。
ゆっくりと振り向くと、そこには目をキッラキラ輝かせた女子高生達が。
あ、俺分かっちゃったんだぜ、女子達の心が。
あれだろ?このナルシストな残念すぎるイケメンにお近くづきになりたいんだろ?

「和泉!席変わって!!」

ほらビンゴォ!
しかも聞こえちゃったんだぜ。女子達の心の声が。
変わらないとアンタは今日から女子の敵となるわよ。って、はぁっきりとな!


「どうぞ」


仕方なく(いや、ホントはどーでも良かったのだが。)席を立って退くと、狙っていた女子が一団となって机に飛びかかって行く。
例えるとあれだ、タイムバーゲンを狙うおばちゃんって感じだ。
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