生徒会室inカオス
「んじゃ、一時間目終わりだ。日直、挨拶」
「きりーつ。気をつけー。礼」


一時間目が終わり、すぐさま動き出す女子(肉食系)。
狙いは勿論、イケメン転校生であーる。
あ、これ、実況中継したら面白くね?


とゆー事で、心内実況中継してみるんだぜ!


「滝夜くん、滝夜くんっ!好きなタイプは?」
おぉっとぉ?肉食系女子の代表的存在、松山 綺羅(まつやま きら)が大胆な質問を投入したぁ!

「うぅ~ん、俺に見合うぐらいの可愛い子が好き!」
対してさらりとナルシストを発揮する滝夜!
……こいつに見合う美女ってそうそう居ないぞ。

「それじゃあ、私は駄目かなぁ?」
ま、松山さんっ!アナタもナルシストだったのかい?!
悪いけど松山さんは中の上ぐらいなんだぜ!無理だと思うんだぜ!

「恋愛お断り中だしー」
質問に答えず女子の好意を一気にバッサリ切り落としたな、おい!
なんつー勿体無い事を!



「瞬ー。ちょっとこっち来いー」
「たたた、滝夜っ?この状況で俺を呼ぶかい?!」


この状況で呼ぶなんざ、余程空気が読めないんだな。
KYなんだな、ケーワイ。
ほら見なさい、あの女子(肉食系)のおっそろしいスケアリー(scary)な表情を!
俺睨まれてるんだぜ!
今日は目線にモテる日だな!
あんまり嬉しくないんだぜ!寧ろ嫌なんだぜ!
俺はまだ心内実況中継していたいんだぜ!


「校内、案内してくれよ」
と言って、わざと上目遣いで俺を見てくる滝夜。
俺が女子だったら間違いなく恋の迷宮にINしちゃってるんだぜ。
でも俺は男。メンズだからINしないんだぜ。


「イヤだ。滝夜はモテるんだから、女子に案内してもらえよな」
「な?!瞬っ、お前俺の上目遣い攻撃が効かないのか?!男だって優しくしてくれる攻撃だぞ!」


…アナタサマは一体今までどんな恋愛をしてきたのですかぃ?
引くぜ。ドン引きなんだぜ。
俺、その手の話題はノーセンキューなんだぜ。
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