幼なじみじゃイヤなんだ。 Before
「ね、そんなの嫌でしょ。嫌って思うってことはそういうことなのよ。大石に対して、今までと違う気持ちが芽生えてきてるんじゃないの?さっきの話し振りはそんな感じだった。違う?あたしがさっき言ったことを現実にしたくなかったら、お互いが違う高校に入学してしまう前に手を打たないとね。…そう!告白とか!告白!告白!そして付き合うっ……って、桜!聞いてるの?」
「え?…私が勉強している間に?…流瑠だけそんな楽しいことを!?」
「いやいやいやいや。違う!!桜!!受け取り方の方向性を間違わないでっ!あたしが言いたいのはね………」
「わかったよ、早苗ありがとう!!私、今、気が付いた!!本当にありがとう。私、言うね。伝えてみる!頑張ってみる!『無理だ』って言われても頑張ってみるっ!」
「えらい!桜、分かってくれた?大石が『無理』なんて言う訳ないじゃん!それどころか、ものすごく喜ぶって!!」
「本当?そう思う?じゃあ今からとりあえずいってくるね!」
「え?今からって?え!?まだ、HR終わってないよ……ちょ、桜!?」
席から立ち上がる。
「え?…私が勉強している間に?…流瑠だけそんな楽しいことを!?」
「いやいやいやいや。違う!!桜!!受け取り方の方向性を間違わないでっ!あたしが言いたいのはね………」
「わかったよ、早苗ありがとう!!私、今、気が付いた!!本当にありがとう。私、言うね。伝えてみる!頑張ってみる!『無理だ』って言われても頑張ってみるっ!」
「えらい!桜、分かってくれた?大石が『無理』なんて言う訳ないじゃん!それどころか、ものすごく喜ぶって!!」
「本当?そう思う?じゃあ今からとりあえずいってくるね!」
「え?今からって?え!?まだ、HR終わってないよ……ちょ、桜!?」
席から立ち上がる。