嘘つきヴァンパイア様



「え……ちょっ、レシィ!?な、な、なにこれ!」


レシィに服を突き付けると同時に、パサッと床に紫色の下着が落ちた。可愛らしいフリルが着いていながらも、少し透けている色っぽい下着。


昨日、用意してくれた下着とは違う。涼子の趣味とは違う下着に理解が出来なかった。


レシィは床に落ちた下着をひろい、悪びれる様子もなく彼女に差し出す。


「呉羽様は、こちらのほうが好みかと思いまして。本日も、抱かれるのであれば、好みのほうが燃えるのではないかと」


「何を言ってるの。だ、抱かれたないから!昨日は、その…成り行きで…と、とにかく、普通のをお願い致します」



すると、レシィはまたもや無表情で言う。


「そうですか。では、何も着けないと、いうのと呉羽様は喜ぶかもしれません」


(は、はい!?それは、わたしに、ノーブラの、ノーパンでいろってこと?そんなの、無理)


想像しただけでも、恥ずかしさが襲う。


(レシィってば、私を嵌めたな…)


「わ、わかった。き、るよ」


そのような、屈辱を味わうのなら、着たほうがいい。そう、思いレシィから下着をうけとり、渋々、身に付けた。



< 173 / 475 >

この作品をシェア

pagetop