嘘つきヴァンパイア様



「全然、覚えてないんだよね。あんな人」


「でもさ、本当に過去にあったことがあるのなら覚えてるでしょ?かなりの美男子だったんでしょう?」


「まぁ、はい」

この世に存在している人とは思えない容姿。名画が書いた絵画からそのまま飛び出したような美しさ。それを今でもはっきりと覚えてる。


「もしかして、ずっと小さいころに出会ったとか?それなら、覚えてなくてもしょうがないでしょ?」


「それも思ったけど、見たのは大人の男女だったんだよね」


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