嘘つきヴァンパイア様
呉羽はなんというのだろう。
そうだよ。と、同意するのか。違うと、否定するのか。
知らないと、話を反らすのか、色々な事が浮かぶ。だが、呉羽は思いもしないことを口走った。
「カトレアの生まれ変わりなら、問題でもあるのか?」
「え?あ、いや……」
「前世が神様なんて、普通にある。ただ、涼子の前世はカトレアだっただけだ。まさか、それを聞いたから、俺とは一緒にいられないって言いたいのか?」
「そ、そんなことないよ!」
首を左右にふり、涼子は慌てて呉羽の背後から抱きつく。
「そ、そうじゃなくて、呉羽はその事を知ってたのって、聞きたかったの。本当なのかなって、ことも」
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