嘘つきヴァンパイア様


「う、う〜ん」

「う〜ん?」


目を細め睨む楓に涼子は慌てて首を左右に振った。


「そう言う気はない、かな?断ろうと思ってる」

「え?どうして?彼、あの学科の中ではカッコいい方だし友達も多くて頭も良いのよ?性格も悪くないじゃない」


「そうだけど、好きじゃないもん」



いくら良い人だと言われてもそのような気持ちにはなれない。そう、ハッキリと言うと楓は呆れたように頭をかいた。

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