スターと私の恋♥③【番外編②完成】
「…諦めて、連れて帰るか」

透哉の言葉にうなずいた私。

「パパ…お腹すいた」

透馬がボソッと呟いた。


「なんか買って帰ろうか?」

透哉の言葉に、パッと明るくなった透馬。

・・・

やっぱり子供ね、可愛い・・・

二人の光景が、

将来の私たちみたいに思えた。


自然と笑みがこぼれる。


「あ~!お姉ちゃんが笑ってる」

透馬が指をさした。


私は、笑いながら、

透馬を抱き上げた。


「俺たちの子供みたいだな」

透哉が微笑んだ。
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