天神学園高等部の奇怪な面々22
そんな三人に。

「あら、おはようございます皆さん」

十二単風の服装を纏った八重が歩み寄ってくる。

「よく眠れましたか?」

『おはようございます、八重先輩』

「オッス先輩、あんたも早ぇんだな」

小夜とワンコ君が言う。

その横で。

「ん~?」

お花っ子がスンスンと鼻を鳴らす。

「あれぇ?やえ先輩、いい匂いがするぅ」

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