18のシンママ
第二話
そして男性は私と誠を見比べる。
なんだ?

「ちっちゃ…、弟さん?」

男性はふわりと優しく笑うと私にそう問い掛ける。
それに私は、カチンと来た。
うん、殴って良い?

『…違います。母親です』

「え…?」

なんだよ、その顔…。
どうせそんなとこだろうと思ったよ。
私は、ため息を吐いた。

「まぢ!?」

『まぢです…。』

男性は目を見開いて、驚いた顔をしている。
うん、腹立つ。

「ままー、はやくっ!!」

『!!…あ、そうだった!!』

私達を見ていた誠がお腹が空いたらしく私の袖を引っ張りながら、頬を膨らませ言った。
話に集中しすぎた…
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