わがままハーブティーはいかが?
「幸せになるって約束出来るか、?」
その言葉にハッと顔をあげる
「・・・え?昴のお願いってそれ?」
何だかおかしくて私は笑ってしまった
「・・・笑うな、アホ!ったく、カッコ良く言ってやったのによ!」
そう言ってそっぽを向く昴
「でも、その約束はできないかな。」
そう言うと昴は私を見据えた
「は?何言ってんだ。オレはお前に幸せになってほしいって・・・」
私はたまらず昴を抱きしめ返した
「それじゃあ意味ないよ。昴も幸せじゃなきゃ意味ないでしょ?そうじゃなかったら私も幸せになんかなれないよ。」
昴の体温がすごく感じられた
とても心地いい
「美玲・・・わかった。オレも幸せになるから、お前も幸せになれ。これ、約束な。」
昴はそう言うと私の手をとり小指を強く握らせた