わがままハーブティーはいかが?



私の発言に西島は顔を歪めた



「ねぇ、どうして嘘ついたりしたの?私のため?」


私は西島の目を見据えた



「・・・嘘とは?どういう?」


「と、とぼけないでよ!全部あの新人メイドから聞いた!どうして全て自分で責任を負おうとするの?」


私がそう言うと、西島は少しの困ったように笑った



「・・・聞いたのですか。黙っておくように忠告したのですがね・・・」




「どうしてよ、私が悪いんじゃない!
どうして、西島が辞めなきゃなんないの?」



私は西島の手を掴んだ



「・・・ヤダよ。嫌だ!私は西島じゃなきゃヤダよ!!」



「・・・ですがこうするしか他なかったのです。お嬢様をお守るためには・・・」




私を守るため?

・・・どうして








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