わがままハーブティーはいかが?



早速高宮さんは
事情を聞き出す。


私達は真剣に美咲さんの話しを聞いている中、

西島は出されたお茶が気にいらなかったのか、失礼なことを言い出した。


「あの、すいませんがハーブティーあるでしょうか!?」

「ちょっと、何言ってるの!?ここは喫茶店じゃないのよ。
いい加減にしなさい。」


そんな西島のわがままを嫌な顔一つせず美咲さんはこう言った。


「はい。ありますよ。すぐに入れますので待っててくださいね。」



・・・なんて優しいんだろ。


って、西島、あんたは私よりわがままじゃない。


連れて来るんじゃなかった。



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