暴走族が愛した小さな姫


今日で余命3ヶ月…。もう2ヶ月もたったんだ。


最近は体調が良くなかったけど今日は大丈夫だ。


ひさしぶりに倉庫にいきたいな。
隼人と悠真にきいてみよ!


「隼人ー、悠真ー、今日倉庫行きたい!」


隼「体調は大丈夫なのか?」

「いまのところ大丈夫だよー。」

悠「じゃあ、行くか!」

隼「無理すんなよ。」

「うん。」


そして、倉庫につき、中に入る。

いつものようにあいさつをかわして部屋に入った。


私達が入ってくると…


「隼人さん、悠真さんこんにちは!
 鮎華もひさしぶり!」


とあいさつした。


「みんなひさしぶり!」


來「最近こなくて寂しかったぜ。」

と泣きまねをする來…笑


「ごめんね、來。」

直「なんかあったのか?」

と心配そうに聞くなお…


「うん、ちょっとね。」

あまり聞かれたくないことを言った
からなおに申し訳ないけど
ごまかしちゃった…


ごめんね、なお…。



隼人と悠真が一瞬悲しい顔をしたのが
見えた…


私はいつも誰かを心配させている

自分が情けない…
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