キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
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ふあぁ…眠いなぁ





翌朝

まだ重い目を擦りながら校門をくぐると、ヤンキートリオが並んであたしを待っていた。




「姉御!!
おはようございやす!!」


「!!?」




え……なにごと?


ヤンキートリオの顔には昨日の痣や包帯が巻かれている。




「お、おはようございます…えっと…あの…どうしたの?」



「いえ!姉御に朝の挨拶をするのが自分ら舎弟の勤めなんで!」



「しゃ…舎弟?」




登校中の他の生徒も

派手な髪色をしたヤンキーがあたしに挨拶するからびっくりしている。



わ……めっちゃジロジロ見られてる!





「そんな事わざわざしなくて良いですよ…ッ!あたしは遅刻しちゃうからもう行きます!」



あたしは早口でそう言うとピンたちトリオから逃げるように校舎へダッシュした。


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