キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
「なっ…なにするんですか!」



「それは俺の台詞だから。てめぇは上級生に挨拶もできねぇのか?」



「っ!」




未唯はハッとしてから、赤くプルプル震えだし俺をキッと睨んだ。





「お…はようございます…伊勢谷先輩…」



「あぁ?んだよその目は。つか陣って呼べっつっただろーが」



「ッ」




未唯は唇を噛みながらうつむく。






あ?

なんかこれじゃ俺がコイツいじめてるみたいじゃねぇ?





「あ―…、つか俺は別に」



なんだか泣きそうな未唯に俺は仕方なくフォローしようとする。








しかし



「えぇ――!どういうこと?!」


「陣って呼べって…あの子伊勢谷くんの何!?」



俺の発言に周りの女がさらに大きな悲鳴をあげる。



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