キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
「な…なにかご用でしょうか?」







しかし予想外に、タツはあたしに向かいバッと頭を下げる。





「お食事中にすんません!ちょっとお時間いいっすか?」



「…………へ?!」






あたしは目を真ん丸にする。


あたしとタツの様子を心配そうに見ていたクラスメイトたちもざわめいた。






「よ…よく分からないけど…ここじゃなんだから移動しますか?」



「分かりました」





異様に礼儀正しいタツはササッとあたしに道をあける。




!!?


訳が分からないあたしはビクビクしながらもその場を移動した。



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